イヌマキ仕立物の刈込み(2020年夏①)

弊社では、在庫商品のイヌマキ(仕立物)は、毎年、年に1回程度刈込みをしています。

8月のお盆前に刈込みをしておくと、秋(涼しくなったころ)に芽が吹き出てきて、

「玉」がいっそう密になっていきます。

お盆以降ですと、せっかく秋に芽が出ても、その芽が固まる前に寒さでいたんでしまう可能性があります。

そのため残りのイヌマキは、刈り込んでも芽が出てこない晩秋あたりに刈込みをしています。

手入れの前後で印象がどのように変わるのか、これまでの作業の前後や昨年の状態と比べてみました。


①イヌマキNo.6【高さ6.5m】

(1)2020年1月

2019年8月に刈込みした後、芽が伸びてくるとこのような状態に。

(2)2020年8月[刈込み後]

『玉』の形を綺麗に整えるように刈込みました。

※余談ですが、(1)の写真は地面から見上げるように撮影し、(2)の写真は脚立に昇って樹高の半分くらいの高さから撮影しました。


②イヌマキNo.1【高さ2.2m】

(1)2020年1月

これも2019年8月に刈込みをしたもの。秋に芽が伸び、『玉』が厚くなってきました。

(2)2020年8月[刈込み前]

さらに2020年春に芽が伸び、『玉』がいっそう厚みを増しています。

(3)2020年8月[刈込み後]

刈込みをすると、ぐっと締まった印象を受けますね。


③イヌマキNo.16(高さ3.7m)

(1)2019年11月

2019年の秋に刈込みをした直後の状態です。

(2)2020年8月[刈込み前]

今年は勢いよく芽が伸びていたため、昨年よりも早い時期に刈込みました。

(3)2020年8月[刈込み後]

影になっているからかもしれませんが、(1)よりも『玉』が密になってきているようです。


④イヌマキNo.10【高さ3.6m】

(1)2019年11月

これも昨年秋に刈込みをしたのですが、今年は芽がよく伸びていたので、夏に刈込みをしておくことにしました。

(2)2020年8月[刈込み後]

(1)と比較すると、(頂上部がわかりやすいですが)『玉』がしっかりできてきているようですね。


その他の在庫のイヌマキ(仕立物)は、[イヌマキの商品紹介ページ]  をご覧下さい。