【テスト開催】植木の圃場を子どもの遊び場に!

11月15日(日)、弊社の圃場が子どもの「遊び場」になりました。

子どもの遊び場づくりを進めている方にお声がけいただき、6家族ほどが集まりました。とはいえ今回はいわば「有志」によるテスト開催のような位置づけで、一般の方々への参加募集はしておりません。

普段、植木の移植や掘り取りをおこなう圃場を植木以外の用途で開放したことはありませんので、『何ができるか』『何が起こるか』といったことを身内で試して次につなげていく、というねらいでの開催です。

緑化ブームのころに育て、売れずに大きくなりすぎた植木たち(ヤマモモ、シラカシ、スダジイ、マテバシイなど)を風よけにそのまま置いているのですが、このときは、ブランコやハンモック、木登りと子どもたちに人気でした。

たき火をしたり、ドングリを集めたり、落ち葉で遊んだりと子ども達が遊びまわっている空間はいいものです。子どもの遊び場としての用途を一切考慮されていない空間ですが、子ども達がそこにあるものを使って自由に遊んでいる様子が印象的でした。

今回はテスト的な開催でしたが、春にまたやろうか、という声も出ています。

まだまだ事業化をするという段階ではありませんが、少しずつ回数を重ね、植木屋が持つ資源を活かし、新たな価値を提供できればと思っています。

(以下に、当日の様子を並べています。)


圃場の通路や空きスペースにシートをひいて、
くつろいでいます。
大きなヤマモモの樹に登ったり、落ち葉で遊んだり。

大きなマテバシイの枝にロープをかけてブランコができました!
「モルック」という遊びだそうです。

2本の大きなマテバシイの間にハンモックもできました。
ハンモック、気持ちよさそうですね~。

剪定して登りやすくなっていたのか、このスダジイは人気の木登りスポットでした。
昔に倒した木の皮を剥がす遊び(?)に夢中でした。

どんぐりの帽子を2つ合わせて「ボール」ができました!
マテバシイのどんぐりでできた似顔絵(?)


大きなヤマモモの樹の下は落ち葉でいっぱい。自然に子どもも集まりました。
落ちていた枝をチョークで白く塗り、地面にさしてアートを創作中。

たき火に夢中。この日は焼き芋も作りました。

「けんけんぱ」

圃場に入れるサバ土の山で転がる子ども達。
ブランコは楽しい!

焼き芋、上手に焼けました。美味!
七輪でマシュマロ焼いたりべっこう飴を作ったり。

次回の様子や今後の展開などについては、随時お知らせしていきます。

また、今回のように木登りや火を使ったりするのはできませんが、どんぐり拾いや落ち葉遊び程度でしたらできますので、浜松市エリアで気になる方いらっしゃいましたらお問い合わせください。


ちなみに、今回のイベントを実施したのは、弊社の新原農場です。 【こちらから地図が見られます】