ハナミズキの”花”は花じゃない?
花はどの部分?
公園や街路樹、庭先などで、ハナミズキが咲き誇っていますね。
実は、このハナミズキの”花”(写真の薄紅色の部分)は、花弁(花びら)ではないのです。
私も最近知ったのですが、植物学上は、「 苞(ほう)」と呼ばれる”葉”なのです。
じゃあ花は?、というと写真の中央部にある黄色(黄緑色)の小さな塊、この部分が”花”です。
「苞」の役割
「 苞(ほう)」の本来の役割は、越冬する花芽を保護すること。
右の写真は、冬の時期に撮影したハナミズキですが、プクッと丸く膨らんでいるのが花芽です。内側にある花序を苞が覆い、大事に守っているのです。
これが春になって開花すると、大きく広がって赤や白などの色がつき、上の写真のようになります。小さくて目立ちにくい花のかわりに、苞が鮮やかな色で大きく展開することで昆虫を誘引するはたらきもあります。
品種(弊社在庫商品)のご紹介
※以下では、「苞」も含めた”花に見える部分の全体”を指して「花」と表記しています。(ややこしくて申し訳ありません。)
①ピンク色: ジュニアミス
・高さ2mの木がございます。
②赤色: アップルブロッサム
・高さ2~2.5mほどの商品がございます。
・まっすぐにスラッと伸び、花もよくつけます。
③白色: クラウドナイン
・高さ1.2m、1.5m、2.5m、3.5m、4.0m、4.5mの木がございます。
・こちらも素直な樹形に育ち、純白の大きな花をつけます。
④その他(品種名は分からないです)
・ハナミズキ(赤花)…高さ1.5m、2.0m、3.5m、5.0mを在庫しています。
・ハナミズキ(白花)…高さ1.5m、1.8mを在庫しています。
来年は、もう少し綺麗な写真を撮れるようにしますね!
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