ラカンマキ(玉散らし仕立) 【剪定作業】
弊社ではイヌマキやラカンマキの「玉散らし仕立」を生産しています。
(【コチラのページ】でもご紹介しています!)
それらの商品が仕上がっていくには年単位の時間が必要ですが、ここでは作業の様子と時間の経過による変化について簡単にご紹介をしたいと思います。
■ラカンマキNo.7(高さ5.4m)
【2020年1月】
2019年7月に枝吊り作業をし、半年が経過。まだ枝葉が少なく「玉」が形になっていません。
【2020年9月】
春に芽が出て「玉」のような形ができてきました。ここから秋芽も伸び、枝葉が充実していきます。
【2021年1月(剪定後)】
刈込み作業と、枝を下げている縄を1本1本結び直す作業をおこないました。1枚目と比較し、上を向いていた枝が少しずつ下がってきています。
⇒ 刈込みをした切り口から翌春に芽が吹き、さらに「玉」が密になっていきます。
■ラカンマキNo.10(高さ4.8m)
【2020年1月】
これも2019年7月に枝吊り作業をし、半年が経過した状態です。
【2020年10月】
春と秋に芽が出て「玉」の形が充実してきました。
【2020年11月(剪定後)】
刈込み作業と同時に、枝をさらに下げ直す作業をおこないました。
■ラカンマキNo.11(高さ5.5m)
【2020年1月】
【2020年7月】
同じく2019年7月に枝吊り作業をして半年が経過した状態と、翌春に芽が出て「玉」の形ができてきた状態です。
【2020年11月】
【2020年12月(剪定後)】
秋芽も伸びて枝葉が充実してきた様子と、その後に上記のような作業をおこなった後の状態です。
「玉散らし仕立」の『玉』を充実させるのも、枝の向きを下げて樹形を整えていくのも、毎年少しずつ積み重ねていく作業です。
こういった変化を見ていくのも面白いですね。
弊社で生産している「マキ(槙)」や「マツ(松)」の仕立物の樹形ができあがっていく様子は、これからも少しずつご紹介していきたいと思います!