【常緑樹】洋風やシンボルツリーにも合う樹種(移植_2020年秋③)
弊社では例年、8月下旬あたりから在庫の樹木の植え替え作業をおこなっています。
植え替えをするのは、今ある根を切断することで細かい根を出させ、移植に適した「良い根」をつくるためです。
お客様のところへ移植した後に樹が弱ったり枯れたりする事のないようにするための大事な作業です。
9月後半~10月上旬も、常緑樹(高木)の植え替え作業が続きました。
今回は洋風にも合い、シンボルツリーとしても人気のある樹種の植え替えをしました。
①シマトネリコ(株立) ②常緑ヤマボウシ
③シラカシ ④タイワンツバキの4種です。
以下に、植え替えをしたものの写真と簡単な紹介を掲載しています。
※金額や詳細については、お気軽にお問い合わせください。
①シマトネリコ
・シンボルツリーとして人気の常緑高木。
・常緑樹というと葉の緑が濃くて厚みもあり、少し『かたい』ような印象もありますが、シマトネリコはまるで落葉樹のような『やわらかな』雰囲気のある樹です。
・葉は光沢があり涼しげな印象を与えてくれます。
・洋風の建物にもよく合いますし、「主役」として存在感もあります。
【株立(高さ3.3m)】
【株立(高さ3.3m)】
今回(2020年秋)に移植をした上記2本以外のシマトネリコの在庫や樹の特徴の詳細については、【コチラの記事】をご参照ください。
②常緑ヤマボウシ
・シンボルツリーとして人気のある常緑樹。「ホンコンエンシス」や「トキワヤマボウシ」とも呼ばれています。
・6月頃に白い花を密に咲かせます。秋になると、赤い球形の実をつけるのも印象的です。
・落葉性のヤマボウシと異なり、冬に落葉することはありません。葉はやわらかい雰囲気をもちます。
・株立の樹形のものは、2.0m・3.0m・4.0mを在庫しています。
・単幹の樹形ものは、1.7m・2.0m・2.5m・3.5m・5.0mを在庫しています。
【株立 高さ3.0m】
常緑ヤマボウシの花
【株立 高さ2.0m】
【単幹 高さ3.5m】
【単幹 高さ5.0m】
③シラカシ(白樫)
・ブナ科で常緑の高木。ドングリがなります。
・アラカシに比べて葉が細長く、全体的に白みがかった色をしているため、比較的繊細でやわらかな印象があります。
・庭木や生垣、目隠しとしても利用されます。雑木の庭にも植栽されますね。
・株立の樹形のものは、2.0m・2.2mを在庫しています。
・単幹の樹形ものは、3.0m・4.0m・4.5m・6.0m・6.5mを在庫しています。
【株立 高さ2.0m】
【株立 高さ2.2m】
【単幹 高さ3.0m】
【単幹 高さ3.0m】
【単幹 高さ4.0m】
④タイワンツバキ(台湾椿)
・ツバキ科の常緑の高木。
・別名「ゴードニア」。ゴードニア属でも何種かありますが、これは「ゴードニア・アキシラリス」という樹種です。
・椿の仲間ですが、10~11月頃に白色の花が咲きます。
・亜熱帯の方の木なので寒さに弱く、寒くなりすぎると咲く前につぼみが落ちてしまうことも。
・高さ1.5m、2m、3.5mのものを在庫しています。
上記以外にも、2020年秋に植え替えをした樹木については、以下のリンクよりご参照ください。
「もっと詳しく知りたい」「庭木の相談をしたい」「実際に植木を見て比べてみたい」という方は、【コチラのページ】をどうぞ。